「コンシーラーのおすすめ教えて!」というご相談をよくいただきますので、今回は、目元のくまやゴルゴライン、肝斑などを隠すテクニックをお伝えしていきます。
▼今回のメイクのビフォー・アフター
コンシーラーは、オススメしません。
本題に入る前に、私自身は、コンシーラーを使って、シミ・そばかすなどを隠すことをオススメしていません。
その理由は、シミを隠せても、逆にシワが目立ちやすいから。
隠したいお悩み(シミ・そばかす、ゴルゴラインなど)は目元に多くが集まっていますね。実は目元は、皮膚が薄く、乾燥しやすいのです。そこにコンシーラーを塗ってしまうと、パサパサになり、逆にシワを際立たせてしまうのです。
撮影の現場のように短い時間の間だけ隠したいときは、コンシーラーを使うこともありますが、普段メイクのように1日中をコンシーラーでカバーするとなると乾燥し、シワが逆に目立つ危険性大!
なので、基本は、コンシーラーをオススメしていないのです。
とはいえ、「でもでも! 気になってしまうところは隠したい!」というのが、切実なお悩みですよね。
今回は、そんな「隠す」に特化した化粧品とその使い方についてお話していきます。
「隠す」なら“カバーマーク”
「隠す」となると、昔からとても強いのが「カバーマーク」というブランド。その名の通り、隠す(カバーする)ことに特化したブランドです。アザでも隠れる! と言われるくらい、すごいカバー力を持っています。
そんなカバーマークさんで、なるべくパサパサしないものを選んでまいりました!
今回選んだのが、カバーマークの「フローレスフィット」というクリームファンデーション。
コンパクト(ファンデーションのケース)は大きくてかさばるのが嫌だな〜と思われる方は、リフィル(詰め替え)だけでも蓋がついているので、オススメですよ(^^)
私が今回選んだのは、「FR20」というカラーで、標準色とされる色味です。Rはローズ色が入っていて、くすみを消すことに相性がいいとのこと。あまり白っぽい色は、逆にグレーっぽくなってしまうので、この色を選びました。
次はこのクリームファンデを使って、クマやゴルゴライン、シミや肝斑などを隠す方法をお伝えしていきましょう!
コンシーラーの筆を使うと上手に隠せるので、ぜひご用意くださいね。
目元の悩み(くま・ゴルゴライン)を隠すメイクのコツ
いつも通りのメイクをして、それでもクマなどを「隠しきれなかったな」と感じるときのプラスアルファのメイク方法です。
まず、最初に目元を触って、保湿が足りないと感じたら、スキンケアで使っているクリームを少しだけ足しておきましょう。少量を目元に置き、軽く叩き込んでいきます。(乳液でもOKです)
コンシーラーの筆を使って、3箇所ずつ置いていきます。スポンジを使ってもいいですが、今回は指で叩き込んでいきます。
ハイライトゾーンに向かって伸ばしていくと、お顔が引き上がった印象を作ることができます。こめかみに向かって、ぼかしていきましょう。
中指でよく叩き込んでいき、付け足したファンデーションの境界線を人差し指で馴染ませていきます。
最後に、プレストパウダーを上からサッとつけて、完成です。
大きいシミや肝斑を隠すコツ
筆で隠したいポイントに、カバーマークのファンデーションをのせます。
境界線は、筆の柄を使って、ぼかしていきましょう。指で軽く叩き、馴染ませます。
最後にパウダーを上からポンポンとつけます。
カバーマークを使うときの注意点
「こんなにカバー力があるなら、お顔全体に使おうかしら?」そうお考えのあなたは、要注意です。
カバー力が本当に素晴らしいブランドさんなのですが、それをお顔全体に使ってしまうと、カバーしすぎてしまい、今風ではなくなってしまいます。今回ご紹介したクリームファンデのみで上手に、お顔全体に使うにはテクニックが必要になりますので、今回のように薄めに重ねて使うのがおすすめです。
お顔全体のそばかすをどうにか隠したい! という方は、くれぐれも厚ぼったくならないことに注意しながら使ってみてくださいね。